多分すぐ飽きる

どうせじき飽きるので、適当なことを書いています。

問わず語り2

とはずがたりって文学作品で、ちょっと「独り言」って意味とはズレるみたいなので漢字にしました。バカを晒してすいません。

 

バカ。馬鹿。ばか。関西圏の人はアホって言われるよりバカって言われる方がイラっとくるらしいですね。私は別にどっちでもイラっとしますけど。多分関西人は貶されるだけでエンジン入りますよ。ネタにできないやつはフルスロットルです。できるだけ自虐で笑いが稼げそうなタイミングで「アホ」って言うのがいいと思います。これの裁量をミスると関西人でもめちゃくちゃ嫌われます。てか世界中そうか。

 

最近は授業が専門化してきて、昔っからの文化資本の無さを痛感しています。とにかくそういった古文や現代文に関する知識がまるでない。源氏物語平家物語も、内容の知識がないからそれに付随する古典世界の常識が分からない。

とにかく知識がないことを痛感しています。個人的には知識のなさで殴られることがめちゃくちゃ辛くて、殴られるたびに痛みよりも恥が心を抉る今日この頃です。皆さんはどうですか?知識を問われて「分かりません」って、簡単に言えますか?私は言えません。「分かりません」って言ったあと、相手が口角を引きつらせて「そうか〜」って笑うのを見るたびに、死んで家に古今東西の蔵書が保存されている家の子に生まれ変わりたいなぁと思います。

 

なんでこんな鬱々としているかというと、考察の発表の相手がめちゃくちゃ頭いいんですよね。頭いいし、文化資本が私よりもある。向こうの常識が、こっちには無い。こうなるとどうなるか。相手に依存してしまうんですよね。そしてそれが私にとってどうなのかはもう言うまでもなく、「死ぬほど恥ずかしい」訳です。誇張なく「死ぬほど恥ずかしい」んです。

 

だからまぁ勉強すればいいんですけどね。私の問わず語りは必ず前向きに終わるきらいがありますね。

 

これを読んでる人なんてまぁすずめの涙ってやつですよ。それでもその皆さんに伺います。皆さんは自分よりも賢くて、知識があって、対等に付き合いたいなと思っている人にさも当たり前のような顔でモノを聞かれて「分からない」って言ったあと、耳が恥辱で熱くなりませんか?

私は今日も、耳を恥辱で熱くしながら、いつか見返さんと太ももに爪を立てながら、少し困った笑みを浮かべながら「分かりません」と言うのでした。