多分すぐ飽きる

どうせじき飽きるので、適当なことを書いています。

歪んだ興味論

タバコを吸って講義室に入ったら後ろの席の人間が「喫煙所なくなるんやって、せいせいするわ」と言っていた。

人は自分と関わりのない事態に関してはどこまでも冷酷になれる。それは昨今のインターネット社会の事情に鑑みても事実と言わざるを得ないし、現代日本の一時代を築き得るトレンドでもあると思う。

これは内省でもあるが、とかく自分に関係がないものを自己の事象に置換して文句を述べることが多い。よくよく振り返ればまるで自分には関係がないし、何なら向こうから避けようとすらしてくれているものだというのに、我々はそれに自分から鞘をぶつけて喧嘩腰を取る傾向が強いように思えてならないのだ。先刻の講義室の人間の発言に私が腹を立てたのもそうである。そんなことに腹を立てても何の役にも立たない上にその人間たちに苛立ちをぶつけられるほど精神がいかれているわけでもないのだから、聞きこそすれ反応するのは愚かなのである。故にこれは内省の日記であり、また、怒りの日記でもある。喫煙所は無くすな。吸ってもないのにタバコを嫌う人間は皆須らく死ね。輪廻の輪からも外れて永劫に無の世界を彷徨い続けろ。