多分すぐ飽きる

どうせじき飽きるので、適当なことを書いています。

嫌いなものを食べてみよう

不定期更新、安くなってるし嫌いなものを食べてみようのコーナー、第一回は「カキフライ」です。

 

スーパーで半額175円だったので買ってきました。隣には半額のイカの唐揚げとカレイの唐揚げがありましたが、2分の逡巡の末にようやくカキフライを手に取りました。全部買えばいいじゃないかと思ったそこのあなた、全部買ったら安く買おうと思ってこんな夜中にスーパーに原付を走らせた意味がないだろ!!!!!!! いい加減にしろ!!!!!!!(情緒がバグっている)

余談ですが鰹のたたきが半額になっていたのでそれは明日の晩御飯のために買っておきました。原付を得てからよく来ているこのスーパー、夜中になると大量の魚とか肉が半額になるんですよね。今まで違うスーパーで金を浪費していたのが恥ずかしくなる。思えばあのスーパーにいる人ちょっと小綺麗だったような気がするなあ。流石にそれは勘違いかしら。

 

さてそう言っているうちにレンジにぶちこんでいたカキフライが温まったので食べます。

 

 

 

 

 

 

 

うーーーーーーーん…………。

 

カキフライが嫌いだった理由って「意味の分からない苦味」なんですよね。揚げ物ってそうそう苦くないじゃないですか、唐揚げとか。衣の中からジューシーな旨味が出てくるのが揚げ物の常識としてあったんですよ。でもカキフライはそんなのとはまるで違ってて、普通に衣を纏ったカキなんですよ。揚げてもあいつはカキのままなんです。クリーミーさを失った苦味が飛び出してくるんですよ。僕は無理でした。自分の中の常識に囚われた脳が処理できなかった。僕は脳レベルでカキフライが苦手なんです。ちなみにカキ自体はめっちゃ好きです。鍋にカキを入れるとすごく贅沢な気持ちになるのがとてもよい。

 

ともかく、今食ったカキフライも昔の衝撃のままでした。旨味のかけらもないカキが脂っこい衣の中から飛び出してきて脳にズドン。違和感まみれの脳が「マズい!」という結論を出してゲームセット、対戦お疲れ様でした。

 

もっと高くて美味いカキフライを食えば考えも変わるんですかねぇ。鍋に入ってるカキとか焼きガキのような旨味を持ったカキフライがあるなら僕はカキフライ好きマンになれるのかもしれない。でもそんなカキフライを食べるくらいなら僕は焼きガキを食べるのでいいか、と思いました。