多分すぐ飽きる

どうせじき飽きるので、適当なことを書いています。

タバコは美味しいけど吸わないほうがいいという話

大学の喫煙スペースで友達とタバコを吸っていると、急に勢いよく他の友達が駆け込んできて、

「この度はありがとうございました!」

っつってレジ袋を友達に差し出していた。袋の中には「ちょっと高いコーヒーです!」スタバでもマウントレーニアでもない、本当にちょっと高そうなコーヒーと「甘いものもいるかと思いまして!」お菓子が入っていた。何だったかは忘れたけど白くて小さくて甘そうなやつだった。

ノートを貸してあげていたらしい。んでそのお礼だそうで。でもこっちは事情を知らないわけで、いきなり目の前でハイスピードでアホみたいなやり取りが繰り広げられたものだから笑うしかなかった。めっちゃ面白かった。

 

んでその駆け込んできた友達はタバコ吸わないんだけど、去り際僕らを見て「俺もタバコすおっかなぁ」って言ってた。「お前らめっちゃうまそうにタバコ吸うからさ、そんなにうまい?」って訊いてきたから、一緒に「うまいけどやめといたほうがいいで」って答えておいた。

「でも手軽にストレス解消できるやん」

「代わりに寿命捧げてっから」

「なんでお前ら吸ってんのに吸うなって言うんよ」

「吸ってるからや」

 

みたいなやり取りをして後はバラバラに帰った。去り際「まーでも吸ってても吸ってなくても肺がんにかかる可能性ってそんな変わらんらしいけどな」って言っててそうなんや、って思った。ちょっと安心してしまったので僕も当分は吸ってそうだなぁと思った。

 

タバコは美味しいのはまぁずっと飽きもせず吸ってるからそうなんだけど、人に勧めるようなもんではないと思う。ありゃあ自己責任で自分から吸うもんです。駅近のラーメン屋を勧めるのとはわけが違うってわけです。寿命を幾ばくか捧げてるわけですからね。

吸わないにこしたことはないんですよ。肺はずっと綺麗なままがいいですから。昔授業でタバコを吸って黒くなった肺の写真を見せられたことがあるけどあれまだやってるのかな。結構怖かったなあれ。綺麗な肺に比べてタバコ吸ってる肺は全然動かないんですよ。最近ちょっと走ると死ぬほど肺が痛むんですよ。吸わないほうがいいに決まってるんですよね。

 

でも僕はタバコを吸います。うまいので。少なくとも友達と吸う環境がある限り、こんな楽しいコミュニケーションツールを手放すわけがないんだよな。