1年目、1ヶ月の所感
椎茸って、養分を貰ってる木に雷が落ちるとすごい育つらしいんですよ。だから椎茸の原木に電流を当てたり衝撃を与えたりして急な成長を促してる農家もあるみたい、ってむかーしテレビで見たことがあります。
多分今の教育現場もそんな感じで、コロナっていう非常事態になってようやく「情報機器」に向き合っていると思います。雷に打たれて育つ椎茸よろしく、やーーーっと本腰を入れてオンラインに目を向け始めたんじゃないかと。今まで散々言われてきたと思うんですけどね。散々言われてきたはずですけど無視したり敬遠したりしてきたツケが今来てるからこんなに動揺してるんだと思います。学校にオンライン授業を導入しようとしても上が渋ったり興味なかったり許可を気にしたり周りの学校の様子を伺ったりでまーーーじで牛歩。休校が明けてもオンラインをやるメリットは無くならないんだからやりゃあいいのに。まあお上の言うことは絶対ですからね。良くも悪くも、学校は管理職次第だと言うことが分かりました。
あとあれですね、インターネット環境はもはや水道電気ガスと並ぶインフラですよ。学校がオンラインで何かをする上でめっちゃ意識するのってこれですからね。0.1%でもWi-Fiがない家があったら考慮しなきゃいけないですからね。あるっつっても容量決まってるやつだったら心許ないし、Wi-Fiはまじでクッソ大事。これからのこと考えたらマジでいるってことを国民もれなく知っててほしい。「オンライン授業やれ」って声をすぐ反映できないのはこれが原因です。
何にせよこれまで情報機器に対する関心が極度に薄かったことが今回のドタバタを招いてるってことがよく分かりました。ただこれを暴いて日本の教育を少し前に進めたのがコロナってとこが複雑なところですね……。